なにわ夫婦八景 大阪松竹座

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友人に誘われて大阪松竹座で「なにわ夫婦八景」を観てきました。

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米朝夫妻の物語でしたが、主演の真琴つばさ筧利夫は宝塚やドラマ、映画の世界では大活躍の方々ですが、舞台については、大げさな演技でいかにもお芝居をしているようにみえて、しっくりきません。同じ役者でもフィールドの適不適があるのでしょうか。

一方で、蝶丸(ざこば)役の今野浩喜は自然な演技で、役にぴったりで適役でした。

朝ドラ(スカーレット)でも存在感が評判の三林京子(嫁の母親役)が登場すると、舞台がぐっと引き締まって、物語に引き込まれました。流石!です。

桂ざこばも四代目米團治役で出ていたので、落語のさわりを聞けるのではとちょと期待しましたが、残念ながらそれはありませんでした。

劇中、たこ焼き屋の主人役で中村鴈治郎が出てこられて、在りし日の米朝さんの思い出などを話すコーナーがあったのですが、こちらも興味深いお話が盛りだくさんで、もっと聞きたかったです。

 

今年は、こうやって、笑って過ごしたいですね。