理由 (2004年)
16年前の映画なのです。窓や車の外の風景など、今ならCGを駆使して自然な映像になるのですが、驚くほど稚拙な画像で、技術の進歩をまざまざと感じました。
出演者がとても豪華で面白い組み合わせです。
すでに鬼籍に入ってしまった懐かしい人(菅井きん、風見章子、立川談志、峰岸徹、角替和枝、大山のぶ代、南田洋子等)、売れっ子になった人(宮崎葵、多部未華子、伊藤あゆみ)、兄弟・親子・夫婦共演(宮崎将と葵、大和田伸也と悠太、勝野洋と洋輔、柄本明と角替和枝)など、ストーリよりも気になってしまいました。
余りに登場人物が多くて、そのつながりを理解するのはちょっと難しくて、映画化は難しい物語ではないでしょうか?
いずれ、原作を読んでみたいですね。