奇才 あべのハルカス美術館

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今まで、取り上げられていなかった作家の作品などがたくさん展示されていて、とてもみごたえのある展覧会でした。音声ガイドを借りて、説明を読みながら鑑賞していたのですが、3時間弱、かかりました。次の予定がなければもっと時間をかけていたと思います。

 

北斎の屋台天井図が展示されていました。昨年、小布施でみたときは屋台に組み込まれていたので見上げたわけですが、今回は正面にまっすぐ展示されていて、じっくりと観察できました。角度が違うとそれぞれに面白い見え方がして、得した気分でした。北斎に縁を感じたので、次は葛飾で観たいものです。

 

伊藤若冲の鶏図押絵貼屏風もありました。若冲が描く鳥は写実的でその色彩と相まってあまり好きではないのですが、この屏風はモノクロで、鶏の顔がユーモラスで思わず見入ってしまいました。

仙厓も久しぶりですが、丸っこいユーモラスな絵が好きです。