がん外科医の本音 中山祐次郎著

今後、必ず参考になることばかりでした。忘れないように、気になったことをメモして大きます。

 

感銘を受けた言葉)

がんにかかり、命を終えるということは、雨降りのように自然なことなのです。

がんにかかったことは、あなたのせいではない。誰のせいでもない。《いくつもの原因が複雑に絡みあい、特定することは極めて困難》

 

迷言?)《著者のお父様の言葉だそうです》

 なるべく検査はしたくない。気づいたら手遅れというのがいい

 がんにかかってしまった、という精神的な苦痛がずっと続くなら、手遅れでいつ買った方が良い

 

がんの種類

  1. 上皮性悪性腫瘍(癌)
  2. 非上皮性悪性腫瘍(がん)
  3. 造血器由来の悪性腫瘍など(がん)

がんの三大治療法

  1. 手術 《治癒が見込めるか生存期間が延びる事が見込める場合》
  2. 抗がん剤(=化学療法)
  3. 放射線

病院の選び方

  1. そのがんの治療を専門にやっているか
  2. 関連するすべての科の医師がいるか
  3. 自宅からのアクセス(通院)

 

主治医を変える方法

  1. (本人もしくは家族から)直接伝える
  2. 看護師長もしくは看護師を通じて伝える
  3. 診察曜日を変える

がんの情報を集める時は、まず、がん相談治療センター(がん情報サービス)HPへ!

情報を見極めるための10か条

  1. その根拠は?とたずねよう
  2. 情報のかたよりをチェックしよう
  3. 数字のトリックに注意しよう
  4. 出来事の「分母」を意識しよう
  5. いくつかの原因を考えよう 《原因は一つだけとは限らない》
  6. 因果関係を見定めよう
  7. 比較されていることを確かめよう
  8. ネット情報の「うのみ」はやめよう
  9. 情報の出どころを確認しよう
  10. 物事の両面を見比べよう

がんを告知されたら医者にすべき3つのこと

  1. そのがんの治療に慣れているか?(1年に何人くらい担当しているのか)
  2. どんな予定で検査や治療を進めるつもりか
  3. 私・家族にできることは何か