こちらは元の住居あとに出来ているからかもしれませんが、生活感が感じられます。
ひとり息子を慈しみながらも、懸命に創作に励んでいたのでしょうね。
高畑勲氏が指摘されていますが、
ちひろさんが描くことどもは笑っていません。
考えてみると、好奇心が旺盛でいつも何かを感じ取ろうとしてしている子供もいれば、空想を広げて自由に飛び回っている子、自分の世界に何時間も浸っている子も、みんな真剣です。笑ってばかりではありませんね。
眠っている我が子たちが、微笑みを浮かべた瞬間に、とても幸せを感じた事を思い出しました。
そんなピュアな時間を思い出させていただいたことに、感謝です。
もう少し、穏やかに過ごしたいと思いました。