何十年ぶりかの嵐山(嵯峨野)
県境を越えての移動もOKになったし、インバウンドが止まっている今がチャンスと思って、嵯峨野散策に出かけてみました。
阪急嵐山駅に10時前についたのですが、思った通りでした。
まずは、天龍寺です。
ボストン美術館にあるはずの曽我蕭白の雲龍図(襖絵)があって写真禁止の札もなく、びっくりしたのですが、キャノン等の技術で精巧に復元されたレプリカでした。目のまえの庭と背後の襖絵がしっくりきますので、これで、充分です。
青い空にお庭の緑がまぶしいくて、のんびりと散策です。
桔梗や半夏生、アジサイ、ツユクサなどが咲いていて、中にはハート型のアジサイもありました。インスタ映えを狙ったわけではありませんが。
天龍寺の後は、竹林の道を通って、ランチのお店を探したのですが、時節柄、目当てのお店が閉まっていたりとなかなか決まらず、野宮神社(茅の輪くぐり)を過ぎて、気が付いたら、化野念仏寺まで来てしまっていました。
私の中では、嵐山と言えば湯豆腐なのですが、お天気が良すぎで暑かったので、漸く見つけたお店(あだし野)では「冷奴定食」を頂きました。
大豆の香が際立って、とっても美味しかったです。
午後からは二尊院を拝観しました。拝観する人がまばらでとっても静かな空間に緑が広がります。時間を忘れそうでした。
二尊院からの帰路、「おとな旅」(JR西日本の番組です)のロケ中の三田村邦彦氏と雪乃ちゃんを見かけました。三田村氏はTVでみるとおりの老年ですが、雪乃ちゃんはかわいかったです。桂川沿いの喫茶店で抹茶パフェを頂いてから、嵐電で四条大宮まで出て、阪急電車で戻りました。
ゆったりとした嵐山は40年ぶりくらいで、大歓迎ですが、お店が半分くらいしか開いていないので、心配です。
暑かったけど、本当に素敵な一日でした。