老後の資金がありません(垣谷 美雨著)

タイトルにひかれて、半年前から気になっていました。図書館でもいつも貸し出し中でしたが、ついに、返却台に乗っているのを見つけました。

 

一気に読んでしまいました。なんたって、わが家も「老後の資金」と呼べるものはありませんので。

 

娘の結婚、夫婦そろってのリストラ、老親への仕送り等々、問題山積で身につまされることもあったり、面白いお話でした。まぁ、身代わりビジネスは、あり得ないとしても、読み終わってから、年金だけでどのような生活をおくれるのか、改めて、考えてみました。正直、難しいですが、今までも「有る時は有るように、無い時は無いように」と思って、生活してきたので、何とかなるさと楽観視しています。

 

冠婚葬祭の費用は、本当に際限無く、殆どの場合、自分だけの都合で決めることは出来ません。特に、子供の結婚となるとついつい・・・ね。

幸い、わが家の長女は挙式無し、嫁入り道具も不要でしたので、お祝い金を渡しただけでしたが、金額には随分と迷いました。

 

長男は「自分のことは自分でするから心配するな」と言ってくれますが、お相手のあることですから、どうなることやら。

 

それにしても、ようやく本を読む時間が取れる生活になったと、少し嬉しいですね。